そろそろ始めましょうかね。
最近、何かと面倒くさがりなあき缶です。こんばんは。
さて。面倒だなあ、と言っていても始まらないので問題のあったNT−450EXの
半端スケルトンキャノピーのお料理を始めるとします。
こんな感じで白い所と黒い所とスモークっぽいスケルトンな所があるという困った状況。
まずは穴を開ける箇所の下準備など。
仕事中の空き時間で作業してたので背景などは気にしないで下さい。(笑)
このキャノピー、先端下部と左右にそれぞれダクト穴を開けられるようなモールドがございます。
左右のモールドに関してはちょうどミニタイタンのキャノピーのような感じです。
素材は恐らくポリカか軟質気味なプラという感じですが、意外と厚みがあって
カッターでただ切るだけでは結構疲れます。おまけに刃が滑りやすくミスカットの危険性もありますので
こんな感じでカットする箇所の周辺をピンバイスを使って穴を開けておきます。
今回は2mmの切刃を使って開けましたが簡単に開ける事が出来ます。
穴あけの際、実際のカットラインより若干穴が内側になるように開けました。
そうする事で最終的にカッターでカットラインを綺麗に揃える事が出来ますね。
穴を開け終わったらそれぞれ角の穴からカットし始めます。
真ん中までカットしたらそのまま角の穴まで行かないでまた角の穴からスタートした穴の方向へカットします。
そうする事で四隅の穴の曲線をカッターで傷つける事無くカット出来ます。
全てカットするとギザギザな感じで穴の跡が残りますのでそれをデザインナイフで切り取りながら
ラインを揃えていきます。一気にカットラインで切ろうとせず、2〜3回に分けて切ると綺麗に仕上がると思います。
とまあ、こんな初歩的な事は皆さんすでにご存知かと思うのですが、もしカットで苦労されている方がいれば
参考になるかなあ、と思い書いてみました。
もっといい方法があるかもしれないのでその時は教えてくださいね。(´∀`*)
さて。次はパーティングライン(成型時の型の合わせ目の跡)をペーパーを使って消します。
今回は800番のペーパーを切らしていたので600番です。
水磨ぎしながらラインを消していきます。プラみたいな素材ですから簡単に消えました。
この後、全体を600番→1000番(800番が無いので・・・)で磨いて下地処理に進みます。
綺麗に洗ってからエアブローして乾かし、ワックスオフで綺麗に拭いて脱脂します。
前回BELT-CP用のキャビンを塗装した際に手を抜いてPPプライマーを使わなかったため
最終的には塗装が剥がれちゃいましたので今回はきちんとプライマー類を使います。
樹脂用プライマーで下地処理をして乾燥後サフ吹きするのですが今回はサフに軟化材を入れた物を
吹き付けました。
このサフは傷チェック用なのでパッと塗って終了。
日中天気も良かったので日当たり&風通しの良いところで夕方まで放置しておきました。
夜に傷チェックやカットラインの処理なんかのチェックをして修正しましたが
さすが軟化材をいれてあるとグニャグニャ曲げても剥がれたりひび割れたりする事がありませんね。
あー、前回もこれやっておけば良かったなあ。。。。。
とまあ、今回はココまで。
あとは目立つ傷なんかを消して下地を塗って磨いて塗装、って事になるんですが
塗装に関してはいつもコメント頂いているAOZORAさんの所で詳しく解説されているのでそちらを参考にしてみて下さいね。
さて、あとはどんな風に塗るかですが、ここが一番難しい所ですね。
センスが問われるので私のようなセンスの悪い人間は毎度苦労する訳ですが・・・・・
単色では寂しいし、かと言って複数色だと塗り分けやデザインで苦労するし・・・・
うーん、うーん、としばらく悩んでみます。
とか言って、1〜2色でバッと塗って済ませてしまうかもしれないですけどね。(爆)