くっそー、なんてこったい。

えー、先日のキャットストライク(ニアミス)ですが、その後の状況など。


本日、修理も完了して試運転を決行いたしましたが
結果から言うと・・・まともに飛びませんでした。(汗)

舵が残るというか、2〜3テンポ遅れて動くとかそれもテンポはバラバラで
とってもホバリングどころではありませんでした。

やはりヘッド周りが怪しいなあ、と点検開始。


先日のキャットなトラブルの後、スピンドル交換、マスト点検、各リンケージ点検など
やってピッチの調整をし、いざいざ〜、と飛行に臨んだ訳です。


で、点検の結果ですが


コピー品のヘッド、ありゃ使えませんね。

まず、グリップが大変な事になっています。
大きく歪んでいるのが発覚しました。また、ドラッグボルトを入れる穴、
これが全く気が付かなかったのもアレですが、思いっきりずれています。。。。


こちらが正常なグリップ。ドラッグボルトの穴が中心にあります。



こちらが逝っちゃってる作りのグリップ。
これは穴が広がったとかではありません。本来の位置よりも穴が外側にずれて開いています。

うっかりというか、まさかというか、全く気が付かなかったんですよ。
で、ブレード入れてボルトを通す時に「なんか入り難いなあ」とは思ったんですが
要はボルトが斜めに入ってしまうと言う事が原因でした。。。。(気づけよ・・・)


それと、センターハブですが・・・・

これもマストを固定するピンを入れる穴がずれています。

しかし、これでもピンは入ります。(エッ!?)

その結果、ハブとマストにガタが出ているのが分かりました。

またピンを入れる穴の位置も微妙に違うのでピンをラジアスブロックの芋ねじで
押さえようとすると位相がかなりずれてしまう事が分かりました。


まあ、この他にも色々とあるのですが、決定的なのは


ピッチがずれる。


もう何度やってもピッチ操作を数回やって再測定すると2〜3度も変化しちゃうんです。(汗)
これには参りました。。。。

スピンドルが入るハブ中心のカラーの寸法も結構いい加減で固めのダンパーゴムを入れても
グリップが上下に結構動いてしまいます。
更にはハブとマストのガタ・・・・


結局、元のE-SKY純正の金属ヘッドに変えたら・・・・


症状は一発解決しました。。。。。。




噂は本当でした。
でも、このままゴミにするには勿体無いので、いずれなんとか使えないかと考えていますが・・・。

ゴミにしたほうがいいのかもしれません。(爆)


そんな訳で本日も満足な試運転とはなりませんでした。
トリムすら合わせる暇も無いほど、とっちらかった動きをしていましたので
明日元のヘッドで再試験です。

ふぅ・・・・7千円、ただ投げたようなもんです。
これならソニックのヘッドでも買ったほうが良かったなあ、と後悔していますが

「そうか。これが人柱という事なのだな!」と妙に納得。
いつもいつも特攻の結果が良いとは限らないという良い教訓となりました。

まあ、あれです。

粗悪なコピー品で精度が求められる部品は買わないほうが良い、という事ですね。
勉強になりました。高い授業料でしたが。(爆笑)