スターターその後。

さて、タケウチモデルでアイデアを頂き、2択の中から面白そうな賭け的な方法を選び
部品を買って帰宅したミーは早速スターターの修理にかかりました。



問題のスターターK&SのスターターシャフトMG。
シャフト部分がマグネットで脱着できる便利な物です。
画像の赤い四角で囲った部分が本来は一方向にしか回転しないはずなのですが
どっちにもクルクル回ってしまうようになってしまいました。。。。



こんな感じで分離できますので収納時にも邪魔になりませんが・・・・
左のユニットの真ん中にある真鍮色のリングの部分、ここにワンウェイベアリングが
入っています。ここに左側のシャフトユニット中のシャフトが刺さって
回転方向を制御しているのですが・・・ワンウェイが逝っちゃうと
ロックが効かなくなってどっちにでも回る事になります。


そんな訳でこの真鍮の輪っかを外せば中のワンウェイを交換出来そう、と。
寸法的にはGPヘリの10mmマスト用のワンウェイがピッタリっぽい。
そういう訳で京商のキャリバー用のワンウェイを買ってきたのです。
ただ・・・交換に失敗すると、メーカーに送っても修理してもらえない可能性があるとの事で
どっちの方法を選択するかで悩んだ訳ですね。まあ、面白そうなので後者を選んだわけです。

で、輪っかを外してみました。反対側からマイナス差し込んだら上手い具合に先が
掛かったので軽く叩いたらポロッと取れました。



し、しかーし!外してビックリ。なんと外径自体が違います・・・・。
購入してきたワンウェイのほうが細いんですね。内径は一緒なのですがケース寸法が
違います。さらにベアリングユニットを押さえていると睨んでいた輪っかは
ワンウェイ自体の蓋でした。(汗)

こりゃだめだ〜、ととりあえず蓋を戻し考え込む・・・・


そこでふと疑問が。


本当にワンウェイなのかな?と。


内径は10mmなので曲げて交換、何かに使おうと思ってた10mmマストで
再度確認してみましょう、と。




差し込んだマストを回してみます。。。。クルクルクルクル・・・・回ります。

反対側は・・・・・・ん!!Σ(・Д・ノ)ノ


ロックしてます。(驚)ガッチリ、それはガッチリとロックしてます。
ワンウェイベアリングは健在です。(爆)

そういえば、S藤さんが言ってたなあ。

「なんかね、バキって変な音がして壊れたの」と。

そんな音聞いたこと無かったし。


じゃあじあじあじゃあ犯人はドイツだ!?




「まあ、待て!慌てるな」




「隊長!それならボクに心当たりがありますですよ。」



コイツです。コイツが時々緩んだりしてたので今回もギッチリと締め上げておいたんですよ。
ちょっと調べてみましょう。



(´;ω;`)ブワッ   コイツです。コイツが犯人です隊長!



そう。このシャフト固定部分で回っていたのです。
なぁんだ、そんな事か。一時はどうなる事かとおもったぜ。と
更にミッチリと締めこんで、と。コレでよし。さて、どうだ!


(´;ω;`)ブワッ   回ります、回っちゃいますよ。まるで円広志の歌のように
回ってくれています。

どうも過去数回この部分が緩くなりスリップを繰り返していたんですが
それが祟って完全に内径が磨り減った模様・・・・・。


一難去ってまた一難。さぁ、どうする!モロボシダン!と悩んでみます。



困り果ててシャフト固定部分をボヘーっと眺めていると


↑小さな穴に目が行きました。
見るとねじ山が切ってあります。ためしに上のシャフトを外してみると貫通しているようです。


ここで閃き。(ФωФ)

ここにイモネジを入れて押さえちゃえば?と。

早速ここに入るシャフトにマーキングしブラシレスモーターシャフトのDカットのように
ネジのあたる部分をリューターで削りました。

イモネジを入れて締付けると・・・・・
アラ不思議。ガッチリ固定できました。ε= \_○ノ ヒャッホーウ♪

ってうか、ここって元々ネジが入っているんじゃないか?と凄く疑問です。




とりあえず、これで完璧っす!

次回はきちんと回せそうです。それにしてもこのスターターちゃんには
苦労させられるなあ〜。(笑)