帽子カム 暫定テスト。
今までフライト動画の撮影には帽子カムとして加賀ハイテックのアクションカム
ATC2Kを使っていました。
元々は機体搭載用として購入した物ですが頭に付けても使えると言う事で
帽子にセットして撮影をしておりました。
しかし、設置する上で帽子のつばの部分に載せる形になるのですが
縦長、重さの関係で頭を上下に動かすと帽子がずれてカメラ位置が下がったり
モニターも無いので向きの確認が困難、とか色々とあったんですよ。
最近は撮影してもなんか失敗ばかりでしたので色々と考えていました。
ネットで情報収集もしてみましたが、ヘッドマウントとかウェアラブルカメラとかで
検索すると、ヒットしてくるのは大抵エルモのSUV-Camばかり。
確かに凄くいい商品なんですけどね。予算が全然・・・・。
そこで手元にある物でなんとかしようと色々と思案しました。
昨年、マミーにうっかり洗濯されてしまった携帯が使えないかと。
auのW54Tで見た目は新品みたいな携帯です。
数ヶ月ウンともスンとも言わなくて完全に死亡かと思ってたら急に復活しまして
ラジコン部屋でワンセグとか時計代わりに使ってたんです。
カメラは300万画素以上で動画も結構な高画質で撮影出来ます。
で2分くらいカメラを手に色々と考えた結果
こんなのが出来ました。
材質はスチレンペーパーをカットしてボンドでくっ付けた箱で
帽子は防寒の耳当てが付いたもの。被りが深く、耳当てを降ろすとバンドが付いていて
顎に回してガッチリ固定出来る優れもの。(爆)
で、カメラはこんな感じ。
レイアウトがATC2Kとかなり変わっておでこに近い位置にマウント出来るので
実際に装着しててもズレも少なく違和感も少ないです。
帽子もガッチリ固定出来るという事で装着毎に位置が変わるとかも少ないかなと。
ただ、装着した姿は・・・・結構カッコ悪いですが気にしない方向で。(w
早速、フライト動画を、と思いましたが現在BELT-CPはトラブル究明のため
飛ばせませんし、外は風が凄く強いので・・・・
ひとまず、アングルや画像の具合を見るために帽子を被って外へ行ってみました。
なかなか良いのではないかと。
ATC2Kで気になってたのが明暗でのカメラの反応です。
明るい所から暗いところへ急に移動すると画面が全体的に薄暗いままになったりして
なかなか明るさが戻らないという事があるんですね。
これがちょっと、というかなかなかストレスになるんですよねー。
W54Tの場合、同様の情況でも明るさはすぐに戻ります。
画質も・・・もしかしたらATC2Kより若干良いかもしれません。
カメラの性能の違いもあるんでしょうね。
W54Tは326万画素でATC2Kは確か・・・・130万画素程度だったような。。。。
次回からこの帽子カム2号で撮影をしたいと思います。
で。
BELT-CPのほうは?というと振動の原因究明とアンプの設定。それと
ローター回転数の確認です。
振動の原因究明として主にテール周辺の確認をしたところ、一部不具合がありました。
テールブレードグリップが取り付けられるハウジングなのですが、
片方は問題ないのですが
反対側のシャフトがきつくて動きがちょっと渋い、という事がありました。
テールユニットAssyを交換してから振動が発生し出したので念のためにこういう
ちょっとした不具合も解消する事にしました。
ミニ旋盤でシャフトを研磨してスルスルベアリングが通るギリギリまで磨き
動きは改善しました。
あとベルトの歯の点検、ドライブギアの点検をし張り調整。
その後、部屋でメインブレード、テールブレードを外した状態で回して
振動の有無をチェック。この段階では振動は発生しません。
次にそれぞれブレードを取り付け・・・・
あー・・・本当はやりたくねーんだよなあ、とブツブツ言いながら
テーブルに機体をガッチリ固定し回転計を置いて回転数のチェックです。
昨年の3月にコレやってて手を切って10針も縫ったんですから怖くて当たりまえ。
そこはかなり慎重に作業を進めました。
とりあえず回して様子を見ると・・・今の所振動は出ていないようですが
スキッドを固定しているので何とも言えません。。。。
気になる回転数ですが、2800rpmの設定にも関わらず、3400rpmくらい回っています。(汗
何度確認しても同様で止む無くプロポのスロットルカーブのポイントを下げて確認、
また下げて確認、とやって行くと・・・・・
おお、2800rpm程度まで落とせました。
しかし・・・・・プロポのスロットル数値はキャッスルリンクで弾き出した
54%を遥かに下回る2.5%。(エェ〜ッ?!)
カーブで見ると殆ど地べたを這っている状態です・・・・。
こりゃ絶対なんかおかしいなあ、と思いつつもひとまず回転に関してはこのままで。(汗)
トラッキングの確認をしてちょっとズレていたので調整しました。
その後、再度ネットで検索するとちょっと気になる記事を発見。
キャッスルリンクで設定が上手く行かない場合がある、というのです。
実際はPC側で設定した項目がアンプに上手く転送できない、という事らしく
対策としてPCとの接続ケーブルからの電源供給をカットして
直接アンプにバッテリーを繋いで更新する、という方法でした。
確かに今回もキャッスルリンクでアンプの設定を確認すると
一部変更になっていない箇所がありましたので、先の情報に当てはまるのかもしれません。
ちょっと要検証です。
まだまだ前途多難です・・・・。